盲ろう者の日常のイメージ

こんはんは、盲ろう者のことを全国に広げる、瀬戸節子です!


「盲ろう」の世界ってどんなもの?盲ろう者との対応の前に知ること

想像してください、テレビやスマフォを見ていて、いきなり画面が消えてしまい、スピーカーの音だけが聞こえる状態を。


怖くないですか?

その怖い世界、

これは、「盲」(視覚障害)の人が経験している認識世界に似ています。

逆に、テレビの音が消えてしまい、画面だけが映っている状態になったとすると、それは「ろう」(聴覚障害)の人が置かれている状態だと言えます。


では「盲ろう」とはどのような状態でしょうか。


もうお気づきですね?


それは、今の例で言えば、テレビの画面を消して、同時にスピーカーの音も消してしまった状態、要するにテレビのスイッチを切ってしまった状態だと言えます。

盲ろう者の前方には、「永遠に続く静かな夜」が広がっているだけなのです。



このように、盲ろう者は、

「光」と「音」

が失われた状態で生活しているため、

独力でコミュニケーションや情報入手、移動ができない、あるいは極めて困難な状態に置かれています。

生まれたときから、そうだとしたら、みなさんどう思いますか?

つまりこれは、コミュニケーションできる相手が制限され、入手できる情報も制約され、そして、自由に移動することができない状態であり、まるで牢獄に閉じこめられているような生活です。

目には見えない「透明な壁」に幽閉されている状態です。

多くの盲ろう者はこのような「牢獄」から抜けだし、社会の中で精一杯、力を発揮したいと望んでいます。

学び、働き、交流し、皆と共に暮らすという、生きている実感のある人生を送りたいと願っていす。


そんな人の想いを広げていきます

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和歌山盲ろう者友の会 盲ろう者の支援サポーター瀬戸節子

盲ろう者を知り 盲ろう者に対するコミュニケーションを当たり前にする