こんばんは、瀬戸節子です
そもそも、盲ろう者とは?
簡単に説明します
目(視覚)と耳(聴覚)の両方に障害を併せ持つ人のことをいいます。
つまり視覚と聴覚の重複障害者のことを指します。
「視聴覚二重障害者」「ろう盲者」と呼ばれることもあります。
盲ろうの分類
盲ろうという障害は、その程度に応じて次の4種類に大別することができます。
・全盲ろう(まったく見えず、聞こえない)
・盲難聴(まったく見えず、聞こえにくい)
・弱視ろう(見えにくく、聞こえない)
・弱視難聴(見えにくく、聞こえにくい)
また、各障害の受障歴によって、以下のように整理されることもある。
・先天盲ろう(先天的に、あるいは、乳・幼児期に視聴覚の両方に障害を受けた場合)
・盲ベース盲ろう(もともと視覚障害者であった人が、その後、聴覚に障害を持った場合)
・ろうベース盲ろう(もともと聴覚障害者であった人が、その後、視覚に障害を持った場合)
・中途盲ろう(もともと視覚・聴覚に障害がなかった人が、その後、視覚聴覚の両方に障害を持った場合)
・加齢に伴う盲ろう(老人性難聴や老人性白内障など、加齢に伴う疾病によって盲ろう(多くの場合弱視難聴)となる場合)
障害の程度と受障歴による障害像の多様性が、盲ろうという障害の大きな特徴の一つです
盲ろう者は日本全国に2万3200人程と推計されています。
盲ろう障害は、目と耳という人間の主要な二つの感覚機能に障害を併せ持つため、
情報入手・コミュニケーション・移動など、
様々な場面で困難が生じます。
したがって、従来の「視覚障害」や「聴覚障害」といった単一障害に対する支援のみならず、「盲ろう」という障害の独自性に応じた支援が必要になります
和歌山盲ろう者友の会 盲ろう者の支援サポーター瀬戸節子
盲ろう者を知り 盲ろう者に対するコミュニケーションを当たり前にする
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