NPO法人和歌山盲ろう者友の会を応援する理由

はじめまして、

【NPO法人和歌山盲ろう者友の会】
事務局長

【盲ろう者の想いを広げるサポーター】

瀬戸節子です☆


まずは、私の自己紹介と、想いを聞いてください


私は和歌山県のさらに田舎である、紀美野町という所の生まれです。

小さい頃は祖父母の元で、育てられておりました。


祖父はどんな人でも受け入れる人であったため、


周りには様々な障害を持っている人がたくさんいらっしゃいました。


私の日常では、何らかの障害を持っている人がいることは当たり前でした。


中学卒業したら、すぐに働き始めました。


その仕事の中で、耳の聞こえない人が来店されました。


私にとっては、耳の聞こえない人は当たり前だったので、普通に対応をしておりました。

(当時は手話は覚えてなかったので、紙に書いたりなどの対応でした)


それでも、ほかのスタッフからすると心強いようで、いつも私がその耳の聞こえない人の専属対応をすることになりました。


お客さんもいつも私を頼ってくれました。


その後も手話なしで、対応を続けていたら


相手の話していることが理解できないことがありました。


しかし、私は何ともなしに、理解できているふりをして、うんうんと答えてしまったんです


そしたら。。。。


強く怒られてしまい、


『手話を学べ』


と言われたのです。


私にとって、まさに衝撃が走った瞬間でした。


そして、聴覚に障害のある人ともっと関わりたいと思った瞬間でもありました。


そこから、手話を学びに行き、その経験から手話サークルを立ち上げました。


手話を通じて、聴覚に障害がある人と多くのご縁がありました。


もう手話は30年以上、実際に耳の聞こえない人との実践を通して身に着けてきました。

現在では、手話を教えているレベルにまでなっています



最初は、まさに聴覚障害の人のために、何かしたいと考えていました。


そこで大きなイベントの運営の手伝いをして

聴覚障害の人がいかに、不自由な生活をしているかを見てきました。


なんと、聞こえないことを良いことに、市の職員、周囲の人々、それどころか通訳介助者までがみんな陰で悪口を言っていたんです。

(実際は、耳が聞こえれば陰口でないような声の大きさでしたが)


そこで、こんなのではいけないと思い


どんなイベントでも顔を出し、聴覚障害の人のために動き続けてました。



そこで、運命の出会いがありました


「盲ろう者」


に出会ったのです。


その日も、いつものようにイベントのスタッフに、通訳をお願いします。と言われいつものように


手話を行ったら、通じなかったんです。


それは、その方が

聴覚だけでなく、視覚にも異常があったのです。


手話も見えず、声も聞こえない、そんな人だったのでコミュニケーションが非常に困難でした。


私は気づきました。。。


その盲ろう者の人にしっかり通訳できる人が、その時居ないことに


むしろ、周囲の人はその盲ろう者の方に対して


『また、あの人のおもりをしないといけないのか』



と言うくらいでした。


私は非常に悔しく、残念に思いました。


と同時に


手話だけではダメなんだと


気づきました。


聴覚障害、視覚障害を併せ持つ


盲ろう者の人に対しての正しいコミュニケーション能力が必要だということに



そういった、経験をして、

聴覚障害の人のための活動から


盲ろう者に対しての活動に変わった時


【NPO法人和歌山盲ろう者友の会】


に出会い


現在中心となって応援しております。



このブログを通して皆さんに、


盲ろう者について知ってもらいたいです


そして、知ってほしいです


正しい、コミュニケーション方法を

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和歌山盲ろう者友の会 盲ろう者の支援サポーター瀬戸節子

盲ろう者を知り 盲ろう者に対するコミュニケーションを当たり前にする