こんばんは、NPO法人和歌山盲ろう者友の会、瀬戸節子です
聴覚障害、視覚障害、盲ろう者にとって、防災訓練は特に大事ですね
地震体験、煙体験、消火器体験は行ったことはありますが
実際の避難はあまりしたことないのが実態です
また、盲ろう者にとって、一番困るのは
避難するときより
避難後の、コミュニケーションなんです
避難するときは、みんなで逃げるため何とかなるのですが
避難先に、手話できる人がいなかったら?
盲ろう者を理解できる人がいなかったら?
配給1つとっても
自分からは動けないのです
盲ろう者は目がしっかり開いている人も多いのです
あなたは、視覚障害の人は、みんな目を開いていないと思ってませんか?
違うんです
こういったことから、
コミュニケーションが取れないため、避難してもそこから苦難がたくさんなのです
変に誤解されてしまうこともあるのです、声をかけても反応がない
「せっかく、声かけてあげたのに」とか
「食べ物を渡しに行っても、気づけないため、無視されたように思われる」
お互いつらいだけですよね?
だから、
盲ろう者の理解を全国に少しでも早く届けないといけません
特に、日本は地震があるのがあたりまえの国です
盲ろう者の理解を広げたいです
せめて、近隣の住人に盲ろう者がいるのか、どうか
隣の人は?
こういった理解から始めてほしいのです
私たちは、今回はおそろいの盲ろう者というのが一目でわからるベストの作成を決めました
でも、ベストだけでは弱いかなと思い
写真はインターネットから借りた、例です
実際は、もう少し違うものが完成する予定です
他にも
「この避難場所に盲ろう者がいるんです」というのが一目でわかるものを広げる
他にも、笛の用意も意見が出ました
盲ろう者は声を出すこともできない人が多いです
笛を吹いて何かあった時に、発見してもらえるようにしないといけません
和歌山盲ろう者友の会 盲ろう者の支援サポーター瀬戸節子
盲ろう者を知り 盲ろう者に対するコミュニケーションを当たり前にする
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